山ろく会の歌第2番


山ろく会の歌・第2番 再訪


1. 広大なススキの野原の 懐を一路

 うろ覚えの道を確かめ 富士山麓に向かう

 目の前に広がる 白き学び舎

 ああ これぞ我が 懐かしき 故郷

 胸の鼓動は高鳴りて 残した足跡は何処に

 両手を広げ 肩い抱き合い 固く 交わす 握手


2. 若き日の 我が影を求め 階段を上る  

 カフェテリアに 響くざわめき 教室の 熱き議論

 あの時に 掴んだ 確かな 手応えは

 ああ これぞ我が 燃える 仲間たち

 天は黒雲 覆うとも 寄宿舎の灯り煌々と

 熱く語りて 共に引かずに そして 暫しの 沈思黙考

(間 奏)

3. 壮大な 自然にい抱かれ 過ごした 青春

 共に 白髪は 混じれども 今も 心は若く

 あふれる情熱は 真綿で包み

 そう 穏やかに 健やかに 生きよう

 秋の一日 清涼に 緑あふれる キャンパス

 尽きぬ思いは 胸に秘めて 友達と 再会 誓う


                作詞 廣瀬 恭子、江井地 康麿
                作曲 江井地 康麿

                       2015年 3月

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コメント

この歌は、山ろく会メンバーが卒業後40周年を記念して、富士宮の旧キャンパスを訪れ、旧交を温めた際に、メンバーの奥様が作られた詩に、江井地が曲を付けさせていただきました。奥様が、想像力を発揮して、メンバーの心情を汲み取って、 新鮮な言葉で表現していただいた詞が特徴で、間奏に、チェロ独奏を組込み、全体で荘厳な雰囲気と郷愁を誘うべく制作したものです。


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