2021年 春の歌
穏やかな春の日 日差しの温もり 静かにゆっくり 一日が過ぎゆく
私は一人公園のベンチで 木立を抜けてくる そよ風を感じる
人々は思い思い 体動かし 久しぶりの自由を 肌で感じる
春の息吹を 噛みしめながら 希望を胸に 明日に向かう
去年の秋の日は 日差しの中でも 悶々とした空気が あたりを包んだ
私は足早に 公園を横切り 人気の少ない 店を訪ねた
人々は世間の 厳しい目を気にし 自宅に籠り 我慢を重ねた
テレビが伝える 数字を見ては ため息をついた 日々が懐かしい
人々は思い思い 体動かし 久しぶりの自由を 肌で感じる
春の息吹を 噛みしめながら 希望を胸に 明日に向かう
2021年3月
詞・曲 江井地 康麿